CALENDER
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
<< February 2020 >>
SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
CATEGORIES
ARCHIVES
PROFILE
OTHERS

シネフィル

ああぁ、映画みよ........
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
リトル・ミス・サンシャイン
ひだまりの中に手を置いたような暖かさで溢れてる

笑えるし泣ける。一粒で二度おいしいとはこの映画のことだ。ミスコン目指すおデブ妹に、とにかく奮闘するママ、勝ち組論者のパパ、ニーチェに倣い"沈黙の誓い"を立てだんまりの兄、理論家でゲイな祖父、老人ホームから追い出された不良エロじーさん。この異色なメンバーの和音は素晴らしく暖かくて愛に満ちてる。

この映画で僕が一番気に入っているのは、ミスコンでの演出である。地方の繰上げ当選で出場権を得たオリーヴ(おデブな妹)と比べ、他の参加者はスリムでキュート。パフォーマンスでも他の子とは明らかに見劣りする始末。見ている僕ももう参加するのはやめてくれと思いたくなるほど。最後のパフォーマンスでじーさんが遺したロックをバックに流し、拙いダンスを踊るオリーヴ。観客席では罵倒し、席を離れる奴も出てくるにも関わらず、そんな蔑んだ目を気にせず、オリーヴと一緒に踊りだす家族たちが最高にかっこいいのだ。
| ロードムービー | 23:51 | comments(13) | trackbacks(0) |
カポーティ
演じるは、生き写しが如く

僕は、カポーティという人、その生み出された作品の数々を全く知らずに、この「カポーティ」という映画は、彼が農家の一家4人を殺害した犯人たちを題材に描いた「冷血」を書き上げるまでの伝記映画としか知識に蓄えがなかった。

けれど、映画を見てみたらなんだ。フィリップ・シーモア・ホフマンが演じているカポーティは、そこに実在するが如く、トルーマン・カポーティ演じているのに驚いた。カポーティ自身がこの「カポーティ」に出ているんじゃないかと疑ってしまったほど。むしろ、ホフマンじゃなくて、カポーティと名乗れよ!と懇願したくなるような鬼気迫る演技をはかるハリウッドスターの底の深さに感激した。

ホフマンの演技力に目がいっててしまったものの、内容ももちろん素晴らしかった。
ノンフィクション小説を書くために、農家の一家を惨殺した犯人たちに弁護人をつかせ、生きながらえさせる。けれど、カポーティの思い描く「冷血」の完成は、犯人たちの死でしかありえない。ある種、犯人たちの命を短くも長くもカポーティの手の内。そして、それが生み出した切ないラスト。命について考えずにはいられない映画だった。
| 伝記 | 22:58 | comments(0) | trackbacks(1) |
Gガール 破壊的な彼女
ヒーローでさえ、愛の前では盲目

ってね、そんなラブロマンスなキャッチコピーの名目の下で、動き出す映画じゃないというのは是非ともお耳に入れといて欲しい。ブログ初の書き下ろし記事のネタがGガールってのは、このブログの将来の行く末が乏しいのではと思われてしまうかもしれないけど、ついレンタル屋で借りてしまったのが、他でもないGガールなのだから致し方ない。これから見ていく映画を全てこのブログにレビューしていこうという信念を始まりでくじいてしまったら、もはや身も蓋も無いから。

映画のタイトルの副題にもあるように今回のヒロインはとにかく「破壊的」。自分がうまくいかないことは惜しげもなく、スーパーパワーを使い捻じ曲げる。そのパワーでナンパしてきた男と空中で性交。そう、躊躇いも無く婉曲した表現も使わず、きっぱり言いますが、お空で性交をしていました。こりゃ、噛み付くしかないでしょう。僕が思うにこの映画の一番の見せ場だったんじゃないでしょうか。男女が絡みあって、街を、自分の頭上を飛びまわっていたら、その市民たちはどんな気分でとこについたのか。心中お察しします。としか僕はいえません。

しかし、ここまで私利私欲でスーパーパワーを使われると返って気分がいい。わけない
| 恋愛 | 21:36 | comments(0) | trackbacks(6) |